沼にはまって、迷子になった日☆スペイン巡礼44日目
みなさんおはようございます。
いや〜、今日は大変な1日だった 笑
朝はいつも通りスタート。
森に入る前にこのflecha(矢印)を最後に、森の中でflechaが消えた(^_^;)
最初は水が綺麗だし、良いトレイルだね〜なんてのんびり歩いていたんだけど、
歩いても歩いてもflechaが出てこない。
これはおかしいと、flechaを気にせずに、GPSを頼りに道路へ出ることにした。
銀の道は場所によってflechaは全然頼りにならないことが多く、
迷った時は道路に出るようにしている私達。
けど今日はなかなか道路に出ることは出来ずに森の中をぐるぐる迷った 笑
GPSで見るとすぐ近くに道路が表示されているけど、森の中は川だらけ、
そして何故かフェンスで囲まれている場所が多く、なかなか道路に辿り着かない(・_・;
久しぶりのブッシュウォーク
木に気をつけながら川を渡ります。
バッグが大きいから引っかかる 笑
綺麗な川もあれば、
沼もあって、歩くのが本当に本当に大変だった。
沼にはまったのは初めて 笑
沼って分からずに草かと思って歩いたら、足がズボーっと泥の中に吸い込まれていきます。
膝上まで吸い込まれた 涙
靴も脱げそうになるので一歩歩くのも大変です。
自分が膝上まで泥にはまってる姿を想像しては笑え、
私が重たいからこんなにはまってしまうのかな?と考えたりしているうちに、沼から出ることが出来た。
こんなに泥まみれになったのも初めて。
しばらく迷子になっていたら遠くに他の巡礼者を発見した。
話しをするとどうやら同じく迷っていた。
GPSを頼りになんとか森の中から脱出出来て一安心。
残念なことに、スティックも沼にはまってしまったのか?
沼から脱出出来た時にはスティックが半分なくなっていました 涙
近いなら探しに戻るけど、どこでなくしたか分からないし、
もう一度沼にはまるのは無理、、
時計を見ると2時間でたったの5kしか進んでいなかった(^_^;)
今日は山登りがあるのに、山の手前で森の中を迷っていました。
残り25kはきつかった。
目的地に到着するといつものメンバーがいた。
1人は同じように迷い、
他の2人は森の中が泥だらけなのをみてすぐに道路沿いを歩いてきたそうです。
昨日、ダンディに会えず今日また再会出来て嬉しかった。
「明日の目的地で車のイベントがあって宿がすでに全て満室だよ」と、
ダンディが教えてくれた。
みんなで情報共有をして宿へ電話をしてみるも全て満室、、、(・_・;
ダンディはなんと明日の目的地まで歩き、そこから電車に乗り、次の大きな街で1泊して、
翌朝また戻ってきて歩くらしい、、
私達はわざわざ戻ってくるのが嫌。
どうしよう、、
みんなで色々考えた結果、私達はとりあえず次の街まで歩き、宿探しをしてみることにした。
もしかしたら急な空きが出るかもしれないし、
ネット、ガイドブックには載っていない宿があるかもしれない。
「今日で一緒に食事が出来るのも最後かもしれないね」と、
みんなで記念撮影をしました。
ダンディが私達のお酒代をすでに支払いをしてくれていた。
「人生長いから」とご馳走してくれました 涙
ダンディの歳を聞くと、60歳。
60歳になって、まだ人生は長いって思えるって素敵。
私が60歳になったらどう感じるのかな。
ダンディのお爺さんはなんと112歳まで生きたんだって。
「歩けるうちはずっと歩き続ける」と言うダンディ。
巡礼も4回目。
人生長いと思えば短い気もするし、短いと思えば長い気もするし、
私には人生が長いか短いかよく分からないけれど、
毎日に感謝して、いつ死んでも後悔ないように生きたい。
巡礼では色々な人からたくさんパワーを頂いています(*^^*)
みんな私達より高齢なのに、
本当に元気で歩くのも速く、キラキラしてます。
明日、寝るベッドがありますように。
Puebla de Sanabria〜Lubian
31km (通算 933km)
55,288歩
今日もありがとうございます。