41座目 幌尻岳登頂しました!! 北海道遠征の旅
みなさんこんばんは★
ブログでは30座くらいですが少しずつ登り続けて、幌尻岳で41座目になりましたヾ(≧∀≦)ノ
渡渉は、避難小屋手前までです。
山小屋へ到着すると、管理人のお兄さんが顔を出していたのでチェックインのことを聞くと、「荷物は裏にある倉庫へ置き小屋の中へは入れないでください」とのこと。
「とりあえず寝る場所を確保して、名前を記入して下さい」と言われたので小屋へ入ることにしました。
渡渉してきたから私の下半身は濡れていて、もちろん靴下もびっしょり。
「足が濡れていますけどこのまま入っていいですか?」と訊くと、
「そこにあるタオルで拭いてから入って」と言われたので拭いて入るも、歩くたびに床につく私の濡れた足跡^^;
この後、すぐに山頂へ行くので靴下は履いたままなので濡れている。。
管理人さんは床が汚れるのがイライラした感じで、「寝床を確保したら早く出てね、寝袋広げるのは後でいいから」と。
荷物を小屋の中に入れてはいけない小屋って初めてだったので驚きました。
「この管理人さんは汚れるのが嫌で、綺麗好きなのかもしれないとも思ったし、ここは避難小屋(食事の提供はありません)避難小屋だから掃除くらいしかやることないんだから掃除すればいいのにとも思いました(笑)(本当はやることがたくさんあるかもしれません、、私が思っただけです)
管理人さんは個性的な方でした。昨日、熊が出た話しをしてくれたので、山頂まで音楽をかけながら3人で歩きました。
ビリーがyoutubeの曲をランダムにかけてくれて流れてくる曲が全て懐かしの昭和曲だった。
避難小屋に着くまではすっかり熊のことなんて忘れていて、渡渉にテンション上がっていた3人
昨日熊が出たと聞いた途端、次は熊の心配に(笑)
幌尻岳は色々ワクワクすることが多くて楽しいです。
「遠くからなら熊に会いたいなーーー、ちょっと見てみたい」
途中で小雨が降ってきたので、すぐにレインパンツ、ジャケットを着ました。これまたタイミングよく着て良かった^^
「レインジャケット着ると雨って止むよね」と話した途端、止みました(笑)
山あるあるだよね(≧ε≦)
Iさんから頂いた写真、綺麗です↓
稜線がとても気持ちよく、秋を感じました。
稜線を歩いているときはお天気が良かったけど、山頂に着いてガスって何も見えず。。寒かったのでレインジャケット、パンツを脱がなくて良かったです。
あっという間に登頂出来ました^^
9/10 41座目 幌尻岳ヾ(≧∀≦)ノ”
お天気が良いなら頂上で軽食でも食べてゆっくりしたいけど止まっていると寒いので記念撮影をしたらすぐに下山開始。
雨に降られながらも14:30頃、幌尻山荘に無事戻ってきました。
荷物を小屋の中へ入れてはいけないので(←しつこいww)外にあるベンチで着替えをし、小屋の中へ持っていく荷物と倉庫に預ける荷物を分けました。
これが面倒。雨が降っているのでまた荷物を取りに外へ出たくないし、明日のパッキングも大変やん。。。
しかも週末で人が多いなら分かるけど平日で人めっちゃ少ないし。。と思ったけどルールは守らないとね。
濡れた服もまさか乾かせないのかな?と心配していたけど、しっかり部屋の中に干せました。これは有り難いです(涙)
避難小屋=暖房もないのかと思ったけど、とても暖かく二階は暑いくらいでした。
最初は一階に寝床を確保したけど二階のが暖かいので上に移動しました↓
一階は一組しか寝ていないし、二階も空いていて嬉しいです。
毛布を借りることが出来ます。でも早朝は寒かったので寝袋、マット持っていって良かったです^^
夜はお楽しみの縁会
まさかビールが売っていると思わなかったので嬉しかった^^
最初、避難小屋に到着した時、管理人さんの個性的具合や荷物を外へ置くことなど、ちょっぴりマイナスな第一印象があったけど(ごめんなさい)後から良いことがあるのですごくプラスになってきた。
いつも良く思うけど第一印象が悪いと、後から見えてくるのが良いことばかりで、良くなる一方だから、第一印象が良くないのも悪くないなぁって思う。
最初から印象が良いと、悪い面を見た時にがっかりするしね。
ビールで乾杯した後は、他にいた地元のガイド、さいたま県から来たガイドと一緒に、彼らの山の話しをおつまみに飲みました。
私達以外はツアー客で、明日山頂へ向かう人達が多かったのでみんな早めに寝ました。
山のガイドの話しは面白い。たま~に「俺はすごいんだ」みたいな上から目線で自慢話しをする人も多いけど、そういう自慢話しをする人の気持ちを考えたりしながら話しを訊くのが面白い。
今まで出会ったガイドは年配の方が多いのでもちろん私より山登りの経験があるし知らないことをたくさん教えてくれるので、色々なことを吸収します^^
山小屋での出会いって、本当に素敵。ネットが通じないと更に良い。その瞬間を大切にするし、すぐに打ち解けてアットホームになる空間も好き。
山登りしている年配の方って、本当に元気なので毎回話しを聞いてパワーをもらえる。私が年配の方と同じ年齢になったとき、こんなに元気で山歩いているんだろうか?
地元のガイドがたくさん作りすぎたからとスープを分けてくれました(涙)
今回私達はバーナーを持っていかないことにしたので(急遽キャンプは止めて宿泊に変更したのと、もしガスを購入しても使い切れず置いていくことになるため)温かいものは本当に嬉しかった。
みんなで話している時、どんどん雨が強くなるばかり。
「もしかしたら明日増水したら下山出来るか分からないね」と心配していたけれど、朝起きてみて地元のガイドが「このくらいなら大丈夫」と教えてくれたので、昨日より慎重に下山することにしました。
帰りもIさんと色々な話しをしながら下山。
「とよぬか山荘ってなんだか学校みたい」と話すと、「学校だったみたいだよ」と教えてくれたIさん
(||| ̄▽)/)
私達は暗くなってから到着したので外観はほとんど見ることなく翌朝登山へ出発。
「もし始めから学校ってわかってたら眠れなかった!!!おばけ怖すぎますΣ(゚ロ゚ノ)ノ」
後から聞いて良かったわー^^
昨日よりは増水して流れは早いものの、ゆっくりいけば大丈夫。
渡渉が終わってしまったら、あっという間すぎてなんだか寂しくなりました。
好きな山なら何度も来る人もいるだろうけど、私達はまだまだ百名山、行っていない山がたくさんあるので多分、もう幌尻岳には来ないと思う。
それにどこかに行くついでにとかなら分かるけど、ここ幌尻岳は辺鄙な場所なのでついでで来るような山ではない。そう考えると本当に良い経験をしたなぁと思います。
私達は住みたいくらい北海道が好きなので、もし、もしいつか札幌に住むことになればまた来るかもしれない^^
無事に登山口へ。
「あ~、今日下山出来て良かったね!」
もし増水して下山できない場合、スペアデイを作っておいた私達。今日予約している宿代は無駄になるけど、とにかく安全第一なので日にちは問題なし。
「実はさ、今日提出しないといけない仕事があったんだよね。だから下山できて良かった」と言うビリー。
どうにもならない心配があった時、私には伝えないことが多いビリー。
私に伝えたところで、何も出来ないしね。そういうビリーを尊敬していて、ずっと見てきているので私もいつのまにかビリーのスーパーポジティブな考え方を受け継いでいる。
100%ポジティブには出来ないけれど、悩みを作るより解決策を考えようというビリーの考え方が好き。
無事に下山できて良かった^^
下山してすぐにこれから登る人達を乗せたシャトルバスが到着した。
話しをすると、早朝の1便は昨日の雨でシャトルバスは中止だったそう。もし朝からその話しを知っていたら、歩くのがちょっと怖くなっていたかもしれない。。聞かないでよかった^^
シャトルバスに乗って、とよぬか山荘へ。
記念に3人で写真を撮ってさよならをしました。
幌尻岳、最難関レベル?
私は水の量、天候次第だと思った。
水のレベルが問題なければ慎重にいけば特に難所はないし(危険な場所には鎖あり)、避難小屋から山頂まではそこまで大変ではない。
増水レベルでの渡渉の判断、渡る場所が重要だと思う。
雨が降って身体が冷えれば体力が落ち、集中力がなくなり判断力が鈍る=怪我をする可能性も出てくるので、せっかく辺鄙な場所まで来たからと、絶対に無理をしなければ最難関ではないかも?と思いました。
幌尻岳に限らず、どんなに低い山でも夏山でも防寒具、雨具は持っていかなくてはいけないし山を甘くみてはいけないなぁと思った。
北海道の百名山は1座目。
出会ったIさん、避難小屋での素敵な出会いもあり、忘れられない想い出が出来ました。
ありがとうございました^^
これからニセコまで移動します。
北海道の旅はまだまだ続きます。
貴重なあなたの時間を使って読んでくれてありがとうございます。
またね(*^_^*)
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